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沖永良部島 ファームステイのこと。(2012年2月29日~3月24日)

大学時代、初めて長く? 3週間農業実習行った、

鹿児島県の離島・沖永良部島(通称:エラブ)のことを書こう。

 

※農業実習のこと、ブログで書ける話題のひとつになるなぁと閃いた。

 

***

本当は同じ鹿児島の離島のトカラ列島に実習希望だったけど、

希望者多数すぎてあぶれて、エラブになったわけ。

(なんだか緑の協力隊の希望地が通らなかったのと似てて笑えるなぁ)

 

人生初、沖縄へまずいく。

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次の日7時発のフェリーに乗らねばならぬので、前日沖縄入り。

親に「夜は出歩かないように」と言われるも、

ひとりなことをいいことに、出歩いた(笑)

お土産屋さんとかまわるだけだったけど。

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無事フェリーに乗ると、おなじ開発学科の同期もいた。

沖縄の新港から7時間くらいで沖永良部島和泊港につく。

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↑これは与論島だったかな。

 

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記念に同期と写真を撮った。なんか他の子は何人かで一つの農家に行くのに対して・・私はヒトリであることが判明。。もうすでに不安・・・。

 

 

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フェリーが和泊港に着いて,ファームステイ先のお母さんと初対面。着いてさっそくに海をのぞむ展望のいいところに連れて行ってくれた。おかあさんなんと千葉からの移住者だった。すごい。

 

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お世話になるのは、菊農家さん。島内の何カ所かに圃場がある。今回のファームステイはキク収穫の繁忙期なので、そのお手伝い。実習なので、報酬はないけど、家に泊まって3食付。行き帰りの旅費は自己負担。でもそれ以上に貴重な島体験ができてとてもよかった。

 

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ほんとにすっごい大雨の日も収穫する。さすがになきそうになったけど、みんな真剣だし、ついていこうとおもってがんばったのを思い出す。長いハウス(レース状の)のなかで収穫、ハウスの外までもってきて、麻のシートのようなもので、キクたちを包む。ひたすら。不慣れだし、収穫してハウスの中をたくさんの菊を担ぐのが最初は本当にうまくいかなかった。収穫の時に柄が長い草刈りの刃みたいなもので茎の下の方から刈るわけだけど、最初本当にむずかしかった。切りやすい刃のものを長く勤めるおばちゃんやお姉さん選んでくれたっけ。あと、島は赤土だから、雨の時のずぼずぼ長靴がはまる感じが凄かったな。10時3時のコーヒータイムも心地よい風が通ってたことを私はよく思い出す。ここから「農業ってたいへんだけど、好きかもしれない」と休憩のたびに思ったのだった。収穫以外にも草抜きもたくさんした。3時休憩前なんて,寝ちゃいそうになりながら,作業してた。

 

 

 

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電照菊。夜も照らして早く咲かせる。島のあちこちが照らされていてそれはもう本当に幻想的。電気代月に10万近くかかるらしい。夜なにがでるか怖いけど、泊まっている家のすぐ前がこうなっていたので、道にすわって、この光をみてると落ち着いたのを思い出す。

 

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青いパパイヤが採れる。すごーーい高いところに生っているけど、木を揺らしたりしてとる。取ってきたパパイヤは、しりしり器で細切りに。それをチャンプルー風に炒めたり、サラダにしてみたり。農業実習の醍醐味は、「その場所にあるローカル料理」を勉強できること。

大学入ってからも実家でまったく料理をしない私にとって、「これやってみる?」とお母さんに言われてたくさんの料理をさせてもらった。いい経験になった。

 兄弟のいないわたしにとって、ファームステイ先に小さな子どもさんがいて、可愛い妹的に一緒にあそぶのもなんだか新鮮だった。と、おばあちゃんもいてとても和んでいたわけだけど、エラブではおばあちゃんのことを「あじちゃん」というの。なんかかわいい。。。

 

 

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農作業ばかりもね~~とおかあさんがやさしくて、たまにお昼ごはんタイムから海にいったり。お母さん、ときどきむしゃくしゃするときはお気に入りの海岸にきて、リフレッシュするって言ってたな~。島社会もなかなか大変だと思ったし、分かる気がした。でも海見てリフレッシュって、ほんと海のチカラ偉大。

 

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水色のを着ているのは私。菊の収穫終盤にさしかかると、春のじゃがいも収穫シーズン到来。みんなで機械が掘り起こしたジャガイモをカゴに入れて、運ぶ。やわらかい土の上にも軽トラがきて、それに積む。エラブのジャガイモは、日本でも一番早いジャガイモだったかな。出荷できない小さなじゃないもとか土を落とすときに皮まで少しけずってしまったものが食卓に。新じゃがの美味しい食べ方はここで習ったようなもの。炊飯器で炊くとおいしいんよ。で、塩だけでシンプルにたべるのが私は今も大好き。帰るときには青パパイヤとジャガイモを大量に送ってもらった。家族に美味しい食べ方教えるのもたのしかったな。

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↑じゃがいもの集荷場。この大きな袋にじゃがいもが。小さなといってもそれなりのカゴからこの袋に畑で入れ替えるのもなかなか大変そうだったけど、そういう現場を知られるいい実習になった。

 

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 帰る日が近づいてきた、週末。おとうさんが出荷のトラックで島を案内してくれた。

どこにいっても絵になるなぁってほんと感激した。

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 ソテツジャングルがあって、入口で車から降ろしてもらって、出口出たら、お父さんいなくて半泣きになったっけ。ひたすらソテツが続く道をひとりであるくのもたいへんだったかな。

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昇竜洞にも行った。鍾乳洞的。ヒーンヤリきもちよかった。

 

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庭に植えられてた、ナスタチウム。時々サラダになってでてきた。わたしは好きな味。

 

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この青い魚をもっと間近でみたくて・・。

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落っこちたあと(笑) お母さん私が落っこちた瞬間笑い転げていて、私もまさかの着衣水泳みたくなって笑ったわ・・。

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潮がさぁーっとひいたときに、アオサをとった。これよりもっとどっさりとって、冷凍しておくらしい。もともと冷凍していたのをお味噌汁に入れさせてもらった。おいしすぎた・・・!

 

 

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たばこすってるけど、ちゃんと話きいてくれるひと、3週間しかいなかったのに泣いてくれたひと、いい農園でおせわになったな~といましみじみ思う。この時私はみなさんのまえで、カゴの上に立って、お礼を述べたのでした。

 

 

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いよいよ帰る日。おかあさんが特製のお弁当をフェリーで食べる用に持たせてくれた。ありがたい。泣いた。新じゃがの小さいやつがたくさん入ってる。思い出の味。

このあと、フェリーは波が荒いとされる春に直撃し、夜になって沖縄について、

予定の飛行機には乗れず、また沖縄で一泊したのだった。

 

3週間でもたっくさんのことをまなべてべんきょうになった。

また会いに行きたい人たち、みにいきたい景色がある。これほどすばらしいことはない。「春の匂いがすると、エラブにいきたくなる」のはこの先もずっとそうな気がする。私の農の原点ここにあり。かな。